ブログ

コンサルタントの目線から素晴らしいと思う企業をご紹介しいていきます。

おかやま工房

おかやま工房とはパン屋さんです。

最近は、パン屋を経営していても薄利多売で売っても売っても利益が出ず辞めていくことが多いそうです。

少ないところだと、全国の市単位で見ても市に2,3店舗しかないというところもあるそうです。

パン屋=一人前と呼ばれるようになるのに10年かかると言われているそうです。

それに加えてパン屋は早朝から深夜まで働かなくちゃいけないと思っている人も多く、なかなかパン屋さんをしたいという若者も少なくないそうです。

実際に昔は、早朝から深夜までパンを作っていた時代もあったそうです。

おかやま工房の社長もその一人です。若いときは早朝から深夜までパンを作り続け、小麦粉の袋の上で仮眠をしたまま早朝から働くということを経験してきた人です。

社長は22歳の時に独立し、最初は大阪に店舗を構えていました。だが、子供が喘息を起こし少しでも水や空気がきれいなところを求めて岡山県に出店し、おかやま工房1号店が出来ました。

おかやま工房がすごいのは、社長自身は若い頃すごく苦労されて得てきたパン作りのノウハウなどを5日間ですべてを教えて、パン屋さんを増やそうとしていることです。

なかなかパン屋のなり手がいないこの時代に、パン屋さんを増やそうと今まで自分が築いてきたノウハウを教えて、売れるパン作りを簡単にということをしている人はなかなかいないのではないだろうか。

詳しい取り組みなど気になった方は下のボタンより見てみてください。



とくし丸

とくし丸は移動型スーパーである。

最初は何だ。移動型スーパーかぁと思ったが、ただの移動型スーパーではなかった。

その仕組みがものすごくしっかりしているのである。

単に移動型スーパーと聞いても近くにスーパーや小売店がないところに行って近所の方に売るという形かと思うが、しっかりと事前準備はとくし丸がしてくれて、ルールもしっかりある。

スーパーや小売店の300メートル圏内には行かないというルールやとくし丸のドライバーに負担にならないように、小売店から仕入れはするのだが売れ残った分はそのまま小売店に返すので仕入代がまったくいらない。

それでいて、移動距離や地域のマーケティング、告知や見込み客などすべてとくし丸がしっかりしてくれているので、やるほうとしてはとても安心感がある。

移動型スーパーのドライバーは個人事業主となり、売上がすべてそのドライバーのものだ。

とくし丸は売上の何%やトラックなどの経費をもらう。

とてもしっかりとした事業ですね。

1日の売上はと聞くと、だいたい6万~10万円。

とてもやってるほうも働き甲斐がありそうだ。



オイシックス

オイシックスは野菜を消費者にお届けするサービスをしています。

だがただ野菜をお届けするのではなく、オイシックスがこだわるのは無農薬、無添加の商品のお届けにこだわるのはもう全国的に見ても何社もやられているが、それだけではない。

オイシックスがこだわるのは、社会貢献にもこだわっている。お客さんが野菜を買ってもらうたびに売上の3%を開発途上国の人へお届けし、給食を食べれるようにしたりしてます。

これをTABLE FOR TWO(TFT)呼びオイシックスが取り組む社会貢献です。

今でこそ大企業にまで発展したオイシックスですが、最初はとても苦労されたそうです。

野菜を取り扱おうにもまず無農薬、無添加にこだわっている農家さんがいなかったり、いたとしても門前払い。

約1000件もの農家を周ってやっとやっと何件か契約出来たそうです。

最初は野菜20品目からのスタートでしたが、今ではお肉、魚、日配品、総菜、スイーツ酒類など2000品目以上を取り扱うまでに成長されました。

オイシックスはこれまでにもいろいろな企業と提携を組んで大きくなってきましたが、先日一番のライバルとも言える大地を守る会と経営統合し、自然派商品の最大手にまで上り詰めたそうです。

その他にも有名処がラディッシュぼーややピオマーケットなどが有名です。

その会社の背景も知った中で野菜を購入し食べると、また一味違った味になるでしょう。

気になった方は下のボタンよりサイトを閲覧してみてください。



エイトワン

エイトワンとは愛媛に本社がある企業である。

エイトワンは地方を元気にするをテーマに愛媛の温泉や愛媛の食べ物をコラボしながらやっているおもしろい企業である。

社長の大藪さんは変わった経歴を持っている。大藪さんは大学まで普通に行くが、大学在学中にパチプロを目指し大学には行かず毎日パチンコ生活を送っていたようだ。

パチンコで生活できるくらい勝って、その後株取引に手を出し株取引でも大勝ちしてしまう。

その時点でももう何もしなくても一生暮らしていけるくらいの資金を得ていたが、ある時に地元の旅館が潰れるという情報を聞き、このままじゃダメだと気付く。

そこで、その旅館を買い取り自ら経営者としての人生を送り出す。

最初は、愛媛は温泉を引くのに新参者が温泉を引くことを許されなかった。だが大藪さんはそこで引けないのなら仕方ない。とすぐに切り替え、近くの銭湯にお風呂に入りに行けば温泉を引かなくても大丈夫と発想を変える。

最初は旅館にお客さんが入るには、おいしい食事とサービスが良ければお客さんは入ってくると思い、食事は東京の一流シェフを呼び、サービスを東京の一流のマナーを呼んでthe東京をイメージして旅館をしていた。

だが、働いているスタッフがだんだん辞めていき、活気もなく何がおかしいか悩んだ。

ある時最後まで残ってくれたスタッフから愛媛にいるのに東京、東京とそれなら東京に旅館を構えればいいと言われそこでふと気づいた。

愛媛にいるのだから、地産地消にこだわりましょうと。

東京の一流シェフを辞めさせ、一流のマナーの人も辞めてもらった。

残ってくれたスタッフの方に愛媛産で料理を考えてもらい、マナーも愛媛流でやってもらうことにした。

するとみるみるスタッフの活気も違い、お客さんもいっぱい入るようになった。

それからというもの、地産地消をテーマに今治タオル、みかん、お食事何処といろいろな業者と手を組み愛媛をもっと盛り上げようとしている。

大藪さんはまだ30代。

これから愛媛の顔となって背負っていくだろう。



伊那食品

伊那食品と言われて一番有名なのが寒天パパではないだろうか。

一時期寒天はダイエットにすごく効果があるとテレビで言ったところ、ものすごい売れ行きとなり伊那食品もその恩恵を受けたのである。

だが、経営者の塚越さんはそれを全然うれしくなかったのだと言う。それはなぜか?

それは、従業員が忙しくなるではないか。と言う。

普通の経営者なら従業員が忙しくなるという事は、それだけ売上が上がり会社の業績があがるという事である。

普通の経営者はうれしいに決まっている。

だが塚越さんは違ってた。

会社は経営者のものでもなく、株主のものでもなく、お客さんのものでもない。従業員みんなのものだ。と言う。

ポカンとするが、塚越さんは大真面目だ。

現に、従業員は会社のために出勤時間より早く来て庭掃除やトイレ掃除も率先的に行う。

従業員は、会社にとても良くしてもらい待遇も他の企業よりも何倍もいいからその分会社に貢献しているのだと言う。

テレビで寒天が取り上げられた時も、従業員は24時間工場をフル稼働すればもっと寒天が作れるし、もっと会社の売上があがる。だから24時間稼働しましょう。と打診された。

塚越さんは、みんながそう言うならと思い24時間工場をフル稼働させた。売上はすごく上がるが、でも何か違う。

それはすぐに気づかされた。

他の企業から伊那商品さんの従業員は元気がなくなっている。そう言われたそうだ。

24時間稼働したことにより従業員は疲れている。それが顔に出ている。

そんなんじゃ会社の売上が上がっても従業員のためにならない。

すぐに24時間稼働するのをやめたそうだ。

そう。塚越さんは会社の売上よりも従業員の元気や健康を取ったのだ。

塚越さんの方針は”年輪経営”。前年より少し売上が上がればそれでいい。そういう経営理念なのだ。

こんな企業はなかなか探しても見つからないだろう。



ヤッホーブルーイング

ヤッホーブルーイングとはビール会社です。

私はお酒は全然飲まないのでスーパーなどで見かけるな程度でしたが、調べてみるととてもおもしろい企業でした。

ヤッホーブルーイングは、クラフトビールというのを作っていて最近とても売れているらしい。

社風もとても変わっていて、普通の会社が100人いたら80人、90人がおいしいと言われるビールを作っているのだが、ヤッホーブルーイングは100人の中の1人が熱狂的になればそれで良いと考えている会社なのだ。

その100人中1人で経営が成り立つのかと思ったのだが、いらん心配だった。

ヤッホーブルーイングは、アメリカではすごく売れていて日本ではクラフトビールはそこまで人気があるわけではないが、アメリカはクラフトビールがとても人気のようだ。

その中でもヤッホーはとても人気がある。

それでいて、すごくイベントをやっている。

意図としては、消費者が広告塔の役割を担ってくれるからだ。普通は広告はテレビや雑誌、ネットが一般的だがヤッホーは一般人のSNSが広告塔なのだ。だから、すごくイベントをやっておりその中でもSNS映えするような作りを意図として作っている。

友達がオススメしているもののほど、これ以上の強い広告はない。事実、CMでタレントがおいしいというより友達や身内がおいしいというほうが絶対的に信頼が違うからだ。

ビール作りにも鰹節のビールだったり醤油のビールだったり本当に変わったビールがいっぱいある。

気になった方は一度飲まれてみてはどうだろうか。



羽田市場

羽田市場とは初めて聞いた方が多いと思います。

私も最近知りました。

羽田市場とはみなさんご存知の築地市場の羽田版です。それでもピンと来ない...と思います。

羽田市場とはその名の通り羽田空港にあり、漁師さんから直接羽田空港まで空輸され、羽田市場で分けられ、直接飲食店や小売店にお届けをするサービスをやられています。

私も知らなかったのですが、築地市場は漁師から飲食店にお届けするまで3日かかるそうです。勝手に1日、ないし2日くらいで届いているものと思っていました。

でも羽田市場はもちろん、直通1日で漁師から飲食店や小売店にお届けします。

新鮮さは全然違います。

もちろん、それをするにあたり大変悩まれてたそうです。

羽田空港に市場を作るなんて普通考えない。羽田空港は国土交通省の管轄なのでそんな新参者においそれと簡単に許可は出さない。

そのためにも羽田市場の社長は国土交通省に1年半以上、何百回と通ってようやく羽田空港に市場を作る許可を得られたそうです。

その苦労は苦労というものじゃなかったそうです。

それに伴い、漁師との契約、飲食店などの契約など大変だったそうです。

漁師は漁師で奥さんを口説くのが大変だったそうです。漁師はただ魚を取ってくるだけ、請求署やそれに伴う事務的作業など。奥さんが大変になるわけです。

飲食店はもともと仕入れているところがある。羽田市場なんて名前も聞いたこともないところから仕入れるかと。なかなか契約してくれない。

でも、一流のお店だからこそ。新鮮さが築地市場とは違うのは見ただけでわかる。味も違ってくる。

もちろん、金額に至っても築地市場と羽田市場の卸す値段はそんなに違わない。値段が違わなく新鮮さが全然違うんじゃ羽田市場が勝つのがわかります。

そうやってだんだんと市場を広げていったそうです。

羽田市場は1箱1箱で売っていて、魚の種類もこちらで選べない。それでも1箱1万800円。めっちゃやすい。

今では年商も30億近く。5年後には100億に行っているだろうという見込み。

築地市場をいずれは喰ってくれるんじゃないか。そんな期待感もあります。



株式会社ESSPRIDE

みなさんは働くお菓子をご存知だろうか?

あまりピンとくる方が少ないと思います。

では働くお菓子とは何でしょうか?

もちろんお菓子なのですが、よく企業間同士でお中元やお歳暮をお送りするときにただ送って食べられて箱などは捨てられて、結局あまり印象に残っているのが少ないと思います。

この株式会社ESSPRIDEはあえてそのお菓子を印象に残るものを作りたいと思い、会社を作られました。

お菓子はいろんなものが作られ、例えばパイやビスケット、ラムネやゼリー、ガム、チョコレートなど幅広いものがあります。

企業側としてはただ送って印象にないというんじゃ面白味もないので、何か一つでも印象に残しておきたいというニーズな部分にうまく溶け込んだ。

依頼してきたところは、ちゃんとその会社の社風や何を売りなのか、どういうところにこだわりを持っているのかなど詳しく聞いて、それを聞いた担当者が印象に残るお菓子を作っていく。

例えば、蜂蜜を作っている企業だとパンの中に蜂蜜を入れたお菓子と箱にも蜂の巣をイメージした箱を作り、仕切りに1枚1枚社長の思いを書いている。

そうすると、もらった企業は印象に残るだけでなくこんな面白い箱もなかなか捨てられい。

なかなかこんなおもいつかない発想のところを、うまく会社としてやっているなと思う。



磯丸水産

磯丸水産をご存知ですか?

24時間海鮮料理を食べられるところです。24時間ご飯を食べられる?普通じゃん?

そう思われましたか?

磯丸水産はただ24時間ご飯を食べられるだけじゃありません。コンサルト目線から見てもとても企業努力されている企業なのです。

普通の外食産業が経常利益率が5%あればいい方なのですが、磯丸水産は10%以上ある、大変優秀な企業なのです。

社長も最初は24時間したからといって今の世の中、夜中や朝に海鮮を食べに来るか大変疑問を持ったところからスタートしたそうです。

蓋を開けてみたところ、夜中は2次会や3次会、4次会に使われているお客さんが多く、朝方には夜勤明けの会社員などが使われ、お客さんからしてみれば夜中にご飯を食べられるところが日高屋と磯丸水産しかないそうなので必然的にお客さんも寄ってくるという感じです。

しかも、店舗は必ず路面店の1階に出す。

これはみなさんもご存知の通り、路面店の1階は家賃が一番お高い。だからテナントも2階や3階、地下などに出店しがちになる。

でもそこは、家賃が高くなっても路面店の1階に出すことによってお店がとても明るい。それは、お客さんが来やすいにつながる。夜中はどうしても真っ暗でお店の中が見えないと入りづらいこともあります。

だが、明るくてお客さんがいると安心して夜中でも入ってご飯を食べやすい。

お客さんの心理をうまくついた感じです。

なので、家賃が高くても人件費が高くても営業は24時間、路面店の1階に出す。このポリシーは絶対に譲らないそうです。

人気の蟹味噌焼きや海鮮丼などリーズナブルな料金でおいしく食べれれ、アルコールも300円程度で飲めると大変来やすい感じです。

お魚も生きた魚をお店の生簀からすぐに裁くので、大変新鮮です。

社長の方針でメニューも半年に1回グランドメニューを変更するなど力の入れ具合も違う。

現場のことはしっかり現場の意見を取り入れお刺身の大きさもお客さんに喜ばらなければ意味がないと、利益が少なくなってもお客さんに喜んでもらいたい。

そういう思いでやっているそうです。

外食産業でこれだけ利益を出している。なかなか真似は出来ないですね。



オーシャナイズ

広告業は全国大企業から中小企業までとても数多くあります。

普通の広告業で思い浮かぶのが、新聞、雑誌、ネット、フリーペーパーなどがあります。どれもターゲットが幅広くどなたにも読まれるように作られているのも特徴です。

オーシャナイズは学生に絞り、しかもコピー機を活用した広告業を行っております。

学校にコピー機を設置し、学生は普通10円を払ってコピー機を使うところ、無料で使えるので学生にとってみても無料で使えてメリットだらけだ。

無料で使える理由にコピー用紙の裏面に企業の宣伝が載っており、その企業から広告費としてもらっているので学生には無料で使えるというものになる。

企業側にとっても学生に絞って広告を作ることができ、見られる率も格段に高い。

いいところに目を付けたという印象だ。

オーシャナイズの経営者は学生の頃に無料でコピー機が使えたらという発想があり、学生のうちに起業して自分の大学に無料コピー機を置いたところ大ヒットした。

起業して10年経つが、今ではコピーの宣伝にとらわれず学生食堂トレー、ポスター、学生のイベント運営、集客、インターンなど幅広く行っている。

今では、広告を載せる企業も厚生労働省からNTT、東京都から経済新聞社まで幅広くオーシャナイズを使っている。



リブセンス

リブセンスを初めてみたのはカンブリア宮殿という番組だった。

社長の村上さんは当時最年少で上場したと言われてる。リブセンスのすごいところは、今では一般的になっているが当時は画期的で主にアルバイトの求人を載せていた。

今でこそ、アルバイトの求人はネット、雑誌、チラシなど幅広くあるが、ネットでの求人はリブセンスが初だった。

当時はアルバイトが欲しい場合、求人誌にお金を払って応募が来ても来なくても料金が発生してしまう。

大手ではいいが、中小企業だと人が来る前に資金が尽きてしまう。

そんなことが多々あった。

そこでリブセンスが考えたのが、ネットに求人を載せて応募して採用した場合に初めて料金が発生。

来なければ料金は1円も発生しない。

当時はすごい画期的だった。

しかも、応募して採用されればリブセンスからその方へ入社祝い金が当たる仕組みもある。

アルバイトがしたい人には入社祝い金が当たり、事業主には採用されて初めて料金が発生する安心感が素晴らしい。

この時に初めて”成果報酬型”という仕組みが出来た。

村上さん自身も起業したての頃は悩まれ、行き詰ったときもあったようだが、今ではジョブセンスや不動産など幅広くやられている。



OJICO

OJICOさんは石川県の野々市に本社があるアパレルの企業です。

アパレル業界は基本、店舗を構えてそこで服を売ったり雑貨や靴なども売るなどが一般的かと思います。

代表的な物で言うと、業界1位がユニクロやGUを運営しているファーストリテイリング、第2位がしまむら、第3位がワールドとなっています。

どれも、店舗を構えて全国展開をしていることで有名です。

 

それに縛られないのがOJICOさんです。OJICOさんは基本的に店舗を構えない、百貨店や大型モール、駅などの催事として出店し期間も1ヶ月くらいしかやらないと独自の路線を歩んでいます。

 

それでも全国から休みなしに呼ばれる、それは集客力があり百貨店さんからも集客の目玉として使わることも多々あるからです。

 

ファッションも親子が着て1組になるようなファッションが主流です。

親子、おばあちゃんと孫などのようにお揃いのとてもユニークなファッションが集客力があり、独自のサービスでもあります。

 

自社でデザインから縫製、小売りなど一貫して中間業者を通さないのも最近のビジネスモデルですね。

 

最近は店舗も少しずつ構えるようになりましたが、それでも催事として出す、それがOJICOさんの路線です。